徒然たまちゃん露霜にしほたれて、所定めずまどひ歩き、親のいさめ、世のそしりをつつむに心の暇なく、あふさきるさに思ひ乱れ、さるは独り寝がちに、まどろむ夜なきこそをかしけれ(訳)露や霜に濡れそぼって、所も定まらず迷い歩き、親の忠告、世間の非難を聞くだけの気持ちの余裕もなく、ああでもない、こうでもないと思い乱れて、だからといってモテモテかというとそうではなく独りの夜が多く、短い眠りも得られない夜が多い。そんな男こそ情緒がある。続きさりとて、ひたすらたはれたる方にはあらで、女にたやすからず思はれんこそ、あらまほしかるべきわざなれ(訳)そうはいっても、ひたすら色恋に没頭するふうではなくて、女性から簡単には落とせないようにみえる事こそ、理想的な身のあり方である
徒然たまちゃん
露霜にしほたれて、所定めずまどひ歩き、親のいさめ、世のそしりをつつむに心の暇なく、あふさきるさに思ひ乱れ、さるは独り寝がちに、まどろむ夜なきこそをかしけれ
(訳)露や霜に濡れそぼって、所も定まらず迷い歩き、親の忠告、世間の非難を聞くだけの気持ちの余裕もなく、ああでもない、こうでもないと思い乱れて、だからといってモテモテかというとそうではなく独りの夜が多く、短い眠りも得られない夜が多い。そんな男こそ情緒がある。
続き
さりとて、ひたすらたはれたる方にはあらで、女にたやすからず思はれんこそ、あらまほしかるべきわざなれ
(訳)そうはいっても、ひたすら色恋に没頭するふうではなくて、女性から簡単には落とせないようにみえる事こそ、理想的な身のあり方である